人類は、その長い歴史の中で身近な植物から、薬になる薬草を見つけてきました。
決して、深山幽谷から不良長寿の妙薬を発見してきた訳ではありません。
先日、配達の途中で見つけた薬草があります。

大型トラックがひっきりなしに出入りする王子製紙の東門。
この製紙会社のフェンス沿いに続く道。
渡り鳥が飛来する、沈澱地の反対側の門です。

トラックに追いかけられながら、愛用の真っ赤なbycicleで、裏道から裏道を通り走っていると・・・
掘割の向こう側に、ざわざわと雑草が生い茂っていました。

ン・・・・！アレ？
配達の帰り道、自転車を止めてゆっくり観察。

あったあった！スイカズラの花。金銀花とも言いますね。れっきとした薬草です。
葉と茎は忍冬（にんどう）・花は金銀花（きんぎんか）

薬草図鑑の写真も載せておきます。

★インフルエンザにも、この金銀花が効果を発揮します
「銀ぎょう散」「銀ぎょう解毒丸」と呼ばれている漢方薬が、のど風邪にとても良いのです。
先日ご紹介した、バンラン根（板藍根）とも併用ができます。

そもそも漢方は病名によって薬を出すのではなく、その人の証（体質やそのときの体調）によって治療をする医学です。
インフルエンザも、普通の風邪も治し方は同じです。その時の証によって薬を選びます。


「銀ぎょう散」を使用する場合の目安は、次のような時です。
●熱感がある
●高熱（悪寒より発熱がひどい）、顔が熱で赤い。（目が充血する場合もある）
● のどが痛い、赤く腫れる
●頭が痛い、重い
● 口が渇く

銀ぎょう散の主成分である金銀花（きんぎんか）や連ぎょうが解熱・解毒をして、桔梗、薄荷、牛蒡子は、肺の機能を整え、痰やノドの痛みを和らげてくれます。


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5月20日、品川のホテルパシフィック東京で竹中平蔵先生の経済講演会がありました。

先ず、アメリカ発の経済危機だったにもかかわらず、アメリカよりもヨーロッパや日本の落ち込みの方がひどいのはナゼか？という疑問の解明から始まりました。



アメリカの金融危機は後承知のように不動産バブルに依拠したサブプライム・ローンの破綻が原因でしたが、ヨーロッパの場合には不動産バブルに加えてユーロ高バブルがあって、この二つのバブルが崩壊したことによる経済損失が予想を超えて深刻だったということです。

また、日本の場合には円安バブルの崩壊が指摘されました。
トヨタの2兆円の史上最高益も円安が演出したバブルだったことになります。実際には1兆円台の額ではなかったかと思われます。
さらに今回、不良債権を処理して立ち直った筈の邦銀が軒並みバランスシートを悪化させて資本増強せざるを得なくなったのは、この円安バブルが弾けて超優良企業の株価が激しく下落して巨額の評価損を生んだからです。
行き過ぎた為替差益の消失が優良企業の利益を吹き飛ばし、メガバンクを資本不足にまで追い込むことにまでなったわけです。
翻ってみれば、アメリカに占領されていた時代は1ドルが360円でした。もし現在の為替相場がそうであれば巨額の利益がふところ手しているだけで転がり込むことになります。その代わり食料品もエネルギーも今の2～3倍になります。これは日本の植民地化以外ではありません。経済的に困窮するのみならず、国家として屈辱的な状態を強いられます。
もうそろそろ円安待望論から脱却するべき時機ではないでしょうか？

ところでオバマ大統領は経済閣僚は最強の布陣を敷いてこの経済危機に臨んでいるというご指摘もありました。
例えば閣僚ではありませんがＦＲＢの議長バーナンキも大統領の経済諮問委員会委員長にカリフォルニア大バークリー校の教授クリスチーナ・ローマーという女性を宛てましたが、両者とも第二次大戦の遠因になった1929年の大恐慌の研究者としてはトップ・レベルで、オバマ大統領の人選の根拠がはっきりと覗われます。
戦略は細部に宿ると言われますが、本気で第一級の恐慌克服の理論家を選んだことになります。

さて、最後にこの経済危機を脱却する政策としてなにが望まれるか、それを掲げることにします。
竹中先生は、チャーチルの「成長はすべての矛盾を消してくれる」という言葉を引いて提案されました。

①香港は17％、日本は40％の法人税の引き下げ。
②24時間離発着可能なハブ空港の整備。
③地方の基幹産業は基本的に農業であるから、再生するためには農地法を改正して企業が農業に参入できるようにすること。
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＜tasogareが感じた事＞
2兆円の定額給付金や15兆円に及ぶ補正予算の経済効果が下支えしている順風期が過ぎた後、日本はどうなって行くのでしょうか？
当面は財政出動の盛んな中国からの特需で潤うかも知れません。中国は経済的に巨大ではあっても、未発達な日本の終戦直後から高度成長期のような時機にいます。
そのような時には国家の財政出動や強力な官僚機構がうまく働くでしょうが、個人消費がＧＤＰの60％を占めるような日本のように成熟した経済段階の国では、成長が個人の所得を増やし、増えた所得が消費につながっていくような、政府の介入が少ない自由な経済活動がより望まれるのではないかと思います。
外需や為替の動向で一喜一憂することなく自律的な経済成長は、やはりこの国の中に宝として潜んでいるとしか思えません。それを掘り出して活用するかしないかは我々自身次第ではないでしょうか。


ソフトブレーン社の宋文州氏


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インフルエンザでパニック？ 　　　　　　　　　　　 ネットショップでもご購入いただけます

マスクは店頭にも、問屋にもなくなりました・・・
風邪かな？感じたら、安心して使える漢方やサプリメントがあります。
板藍根（バンラン根）って、ご存知ですか？アブラナ科の植物です。
甘くておいしい健康補助食品として、喜ばれています。

板藍根は昔から、感染症に対して広く用いられてきました。このことから、板藍根には抗菌、抗ウイルス作用があると考えられていましたが、最近の研究でそのような作用ではなく、強い免疫賦活作用によって、これらの感染症に効果を示していることがわかってきています。
中国や香港では、新型肺炎SARSの流行で、「板藍根」が注目されました。

　中国では、ホソバタイセイ・タイセイの根だけでなく、リュウキュウアイ（キツネノマゴ科）の根、および根茎も板藍根（別名：馬藍）と称し、同様の目的で薬用としています。
これらの植物には成分としてインジカンを含み、生薬を醗酵させるとインドキシルに加水分解され、さらに空気酸化によって藍色のインディゴとなる事から、藍染めの染料植物として利用されてきました。
簡単に言えば、自然の恵み・藍の色素で免疫力を高めるのです。
藍染めの着物や、ブルージーンズも意味のあることなのです。

「望月しょうせいどう」でも、健康補助食品として販売しております。（10日分で1,890円です）
海外旅行のお供に、また都心にお住まいの方にもお送りいたしました。
「板藍根」、覚えておいて下さい。
バンラン茶（板藍根顆粒をお湯で溶いて、お茶としていただきます。おいしいお茶になります。和風・洋風どちらでも合います）




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「健ブリッジ大学」　お肌のイベント
酵素パックで美肌に！（ハリウッド化粧品）
※「健ブリッジ大学」とは、JR富士駅前商店会で主催している「健康講座」です。

世代を超え、未来に生き続ける素晴らしい「酵素パック」
エステサロンでも使っている、垢抜けパック。六本木のサロンで、女優さんが全身美容に使っています。
今回は、ハリウッド化粧品のベテラン美容師Hさんと、前向きで、明るい若手のホープS美容師さんのお二人にご指導いただきました。
雨降りの中、大勢のお客様にお運びいただき、賑やかに開催できました。
ご参加の皆様、ありがとうございました。

パックをする前のお顔をよ～く見ておいて下さいね！
透明感が増し、2トーン位、お顔の色が明るくなるから不思議です。


仲良しお友達、連れ立てご参加いただきありがとうございます。
写真撮影OKをいただき、撮らせていただきました。
パック後の、磨きのかかった美しいお肌も撮りたかった！
またお二人でご参加下さいね。

※ハリウッド化粧品について
ハリウッド化粧品は、１９２4年(大正１3年)創業、日本では老舗中の老舗とも言える化粧品会社です。
ハリウッド化粧品の創設者である牛山夫妻が、ファッション、美容、化粧品の最先端であったアメリカのハリウッドから日本へ、トータルビューティービジネスを持ち帰り、日本に広めたのがハリウッド化粧品の始まりでした。
今や、美容室にあるのが当たり前となっている、パーマの技術の導入やマスカラの販売を始めたのも、他ならぬハリウッド化粧品なのです。
創業から80年以上経過し、現在に至るまで、多くの女性達に親しまれている化粧品メーカーです。
ハリウッド化粧品の長い歴史の中で、女性達からの圧倒的な支持を得て、ロングセラー商品となっているのが、オーキッドの『酵素パック』です。
「望月しょうせいどう」とのお付き合いは長く、50年以上もの長きにわたってのお付き合いです。




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富士本町おかみさん会　『ストリートギャラリー』

富士駅開業100年を祝って、「富士本町おかみさん会」で所蔵している昔の写真のパネル展を開催しています。
何度も展示しているのですが、大変反響がありビックリしております。
前回は、富士市交流プラザで展示いたしましたが、その折に今は亡きお父様の写真を発見なさった方があり、コピーをして差し上げました。
今回は、若い頃に大渕から一時間半もかけて通った「大芝裁縫女学校」の写真。
大芝校長先生が懐かしい！と、わざわざ見にいらして下さいました。
お友達が、近くの整形外科医院に通っていて、道すがら発見なさったそうで、電話連絡があったそうです。
鈴木さんのお母さんと娘さん。今日は母の日でしたので、いい親孝行ができましたね！

この写真を提供していただいた方に伺ったところ、明治37年生まれのお姑さんが写っているので、大正10年代ではないかとのことでした。


授業風景（富士博物館所蔵）

＜大芝裁縫女学校について＞　　　記念碑が残っています
大正6年（1917年）4月5日、当時の加島村水戸島400番地に設立開校となった私立大芝裁縫女学校があった。この学校の創立者は蓼原出身の大芝亀次郎であった。大芝は明治8年（1875）2月の生まれで、加島小学校初等科を卒業後二年間中学予備科に学び、その後、田子浦および加島小学校の代用教員となり、その間の前後四年ほどは夜間、休日に深井譲の塾生となって国語・漢文・英語などを勉学した篤学の士であった。
そして明治三十年（1887)三月末、静岡尋常師範学校を卒業、再び田子浦小学校の訓導となり、後に柚野（ゆの）村（現芝川町）および伝法村（現富士市）各小学校の訓導兼校長を歴任したが、明治43年（1910）10月には鹿児島県へ出向、同県師範学校教諭となり、大正三年（1914）春には、同県川内（せんだい）の群立実家高等女学校に転じて校長となった。そして大正六年（1917）3月9日、同士がまだ鹿児島に在任中、大芝裁縫女学校設立の認可を本県知事から得たのである。

　いまその創立の動機を伺うと、静岡県は気候・風土に恵まれ、人文も豊かで産業も発達しているが、住民性としてその多くは安易に流れ、ねばりに乏しく、かつ重厚味に欠けている風がないとは言えず、誠に遺憾なことである。これに鑑み、真にまじめにして実行力の強い人材を養成することは、実に緊要なことであり、かの明治維新当時、幾多の傑士を輩出した薩摩・長州藩を見ても、これすべて教育の然らしめたところであって、その根本は一に女子教育の啓培にある。ひるがえって思うに、地方中流家庭の主婦としての教養は、高等小学校卒業程度ではやや不足であり、さりとて当時の高等女学校ないし実業女学校の現状は、形式的に流れる傾向にあって実際的でない。それゆえに、これらの弊害に陥らず、よくこの土地の実情に即して、できるだけ少ない修業年数と学資とをもって、小学校卒業以上のもののため、さらに高い教養と婦徳の養成につとめ、あくまでも実際生活に必要な家庭における主婦のための教育を実施しようとするところにあったのである。その点六年有半にわたる大芝の鹿児島での教職生活の体験は、彼自身も言っているように、まさに開眼的役割をはたしたいわば貴重な留学期間だったのである。

　以上のような趣旨から、入学資格として普通科にあっては、尋常小学校（六年）卒のものは二ヵ年、高等小学校卒以上のものの選科は一年四ヶ月、また高等女学校卒には高等科として一ヵ年、ほかに裁縫専門の別科は年限に制限がなかった。そして履修学科としては、修身・家事・裁縫・を必修とし、国語・教育・数学（珠算を含む）を随意科目とし、入学試験は一切行わない代わりに、その後の学習を厳しくして、成績の評価を重視する方針をとったのであった。

　こうして同校は、戦争も苛烈化した昭和19年（1944）3月24日、すべてを戦力増強に捧げるため廃校のやむなきに至り、創立以来二十有七年余りの間に、凡そ3000名（内訳＝高等科198名、普通化606名、選科1935名、別科78名、本科129名、洋裁科46名）にも達する卒業生を家庭の主婦として育て上げたのであるが、“大芝裁縫女学校”というその名は消えても、郷土地域社会に貢献した教育的意義は、同校の残した歴史とともに不滅のものとして永く記憶せらるべきであろう。（富士市史下巻より）

街のあちこちで、こんな姿が見受けられます。この写真は、昔の本州製紙の工場で働く女工さんの写真です。また、いい写真を集めましょう！



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5月2日は、『米の宮のお浅間さん』と呼ばれている氏神様のお祭りです。
昨年は、小雨の降る中執り行われました。お稚児さんは、20名程の行列で、何とも寂しいものでした。
今年は、敬神婦人会の方の説明ですと、50名も参加者があったそうです。お孫さんを東京から呼び寄せた方もあるそうで、もっともっと増えるといいなと思います。もっと宣伝したらいいのに・・・。
ブログ『富士お散歩見聞録』によれば
・・・例大祭は５月２日。前日に田子浦で浜降りの祭儀を行い、当日は神事後に稚児・武者行列を行う。なお、江戸期は１日～４日にかけて行われ、流鏑馬が奉納された。５騎で構成された射手は「加島五騎」と呼ばれ、富士郡下方庄の下方五騎、同上方庄の上方五騎とともに浅間大社流鏑馬神事でも射手を務めていた。今日、流鏑馬神事は途絶えているが、１月３日に馬弓神事が行われている。・・・今年の様子はこちらからご覧いただけます。『富士お散歩見聞録』

キレイな巫女さんも！イチロウ選手も参加しているように見えます。

馬を先頭に稚児行列が始まります。
付き添いの方々の方が多く、写真やビデオ撮影に余念がありません。

何てかわいいんでしょう！


男の子も、楽しそう。


武者行列も過ぎ、見上げた空には富士山が顔を出していました。



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